用神が弱く働けない状態(用神無力)
選ばれた用神が失令、無根、経路の断絶、制約などで役割を果たせない条件と、弱さの段階を解説します。
概要
用神無力は、命式の問題に対して機能上は適切な用神でも、評価する層で必要な仕事を十分に行えない状態です。失令、無根、蔵而不透、供給不足、対象との断絶、合化、剋制、消耗など原因を特定します。弱い・潜在・阻害・利用不能を分け、凶事の保証にはしません。
基本情報
- 選定
- 機能上の選択は正しい場合がある
- 断点
- 支持、接続、継続、保護が不足
- 評価
- 五行の個数でなく必要機能を測る
- 段階
- 潜在・弱い・阻害・利用不能を区別
- 運期
- 期間に強化または追加阻害が起こる
- 限界
- 無力は悪い出来事を意味しない
先に用神の仕事を明示する
扶助、泄耗、制御、通関、調候、救格のどれを担うかを示します。
数が少なくても狭い仕事には足り、数が多くても対象に届かない場合があります。
- 機能を具体化する。
- 単純な個数判定を避ける。
作用経路の最初の断点を探す
月令、根、供給、透蔵、距離、対象、保護の順に検査します。
潜在、合で転用、剋制、作用前の消耗を別の原因として記録します。
- 断点を名指しする。
- 異なる機構を混ぜない。
原局を保ったまま運期を再評価する
大運・流年は用神を透出、通根、保護、合、冲、制約できます。
原局の選定を上書きせず、期間の可用度と期限を併記します。
- 原局の根拠を保存する。
- 期間結果に期限を付ける。
弱さを運勢判定に変えない
用神無力は伝統モデル内の制限で、病気、貧困、対立、失敗を証明しません。
現実の決定には直接資料と適切な専門助言が必要です。
- 出来事を保証しない。
- 専門判断を代替しない。
出典と編集方針
- 《子平真詮》 (True Explanations of Ziping)《子平真詮》用神成敗救應論要求所取之神得時、得地且不受重傷,反面支持用神雖見而無力的判準月令、格局、命式の文脈判断を論じる子平法の重要資料です。
- 《滴天髓》 (Dripping Heavenly Marrow)《滴天髓》體用源流論以能否承接全局氣勢及發生實際制化判斷功用,存在一字不等於有效四柱推命の強弱、季節性、全体関係を論じる重要な後世資料です。
- OpenFate 編集方法用神無力頁分開存在、根源、通路、受制與淨效果,禁止把無力直接推導為失敗事件OpenFate は、決定論的な命式計算、伝統的な解釈、現代的な編集解説を分けて扱います。