四柱推命の六害(相害)とは?
四柱推命の六害(相害)を、子未・丑午・寅巳・卯辰・申亥・酉戌の6組、命式での調べ方、六冲・相刑・相破との違いから解説します。
概要
六害(相害、Harm)とは、子–未、丑–午、寅–巳、卯–辰、申–亥、酉–戌の6つの固定ペアです。命式の地支を実際の柱位で照合し、原局・大運・流年の層、月令、根、蔵干、距離、同時に成り立つ合・冲・刑・破を確認します。ペアの存在と実効性、象徴的解釈は別の判定であり、六害が裏切り、悪意、病気、訴訟や現実の被害を証明することはありません。
基本情報
- 六組
- 子未・丑午・寅巳・卯辰・申亥・酉戌
- 照合単位
- 実在する2つの地支とその柱位
- 別規則
- 六合・六冲・相刑・相破
- 層の区別
- 原局、大運、流年を別に記録
- 実効性
- 月令、根、蔵干、距離、重なる関係で変わる
- 限界
- 故意の加害を証明しない
六害の6つの組み合わせ
照合表は子–未、丑–午、寅–巳、卯–辰、申–亥、酉–戌の6組です。五行の相生・相剋や動物名の連想から新しい相害を作りません。
実際に存在する2つの地支と年・月・日・時の柱位を示し、固定ペアに一致する場合だけ「六害が存在する」と記録します。
- 子未・丑午・寅巳・卯辰・申亥・酉戌を照合する。
- 両支の柱位を記録する。
命式で六害を調べる例
例えば月支が寅、日支が巳なら、寅–巳は固定ペアなので相害の存在は確認できます。次に月令、蔵干、根、隣接、他の合・冲・刑・破を調べます。
寅と申は六害ではなく六冲のペアです。一文字が似た表にある、または五行が克するという理由だけで相害としないことが、反例による確認です。
- 成立例ではペアと柱位を示す。
- 不成立例では六冲や五行関係と分ける。
六害と六冲・相刑・相破の違い
六害は上記の6ペア、六冲は子午・丑未・寅申・卯酉・辰戌・巳亥という別の6ペアです。相刑と相破にもそれぞれ独立した成員表と流派条件があります。
一つの地支が命式内で別々の相手と六合、六害、六冲に入ることはあります。名称を一つに絞るのではなく、成立する関係をすべて保存します。
- ペア表と判定規則を混ぜない。
- 同時に成立する関係を消去しない。
原局・大運・流年の六害を分ける
出生命式内の2支と、大運や流年が持ち込む支は別の層です。例えば流年支でペアが揃う場合、完成期間をその流年に限定します。
命式の一部として存在することと、特定時期に相手が加わることを合算しないでください。それぞれの入力、期間、命中した柱を表示します。
- 関係を完成させた層と期間を記録する。
- 運の一時的な関係を永続化しない。
月令・根・蔵干と関係網全体へ戻す
ペアの存在は表で確定できますが、実効性は隣接性、月令、通根、蔵干の機能、重なる合・冲・刑・破によって変わります。
どの機能が迂回する、調整が増える、または別の関係が優先されるのかを具体的な命式証拠で説明します。「害」という字の強さで順位を決めません。
- 存在、実効性、解釈を三段階に分ける。
- 主従は季節・根・距離・重複証拠で説明する。
六害の意味と重みには流派差がある
6ペアの存在表と、それを間接的な妨げ、不調和、または低い重みの補助関係とする解釈は別の層です。
採用する流派が六害をどの程度重視するか、六合と重なるときの優先規則は何かを示します。出典不明の強弱点に変換しません。
- ペア検出と解釈の重みを分ける。
- 採用した流派規則を表示する。
六害から裏切り・病気・訴訟を断定しない
相害は悪意、裏切り、毒、病気、虐待、訴訟、敵の存在を証明しません。相手の意図、忠誠心、人格や将来の行為を命式から認定しません。
安全、医療、法律、関係に関する高リスクの判断には、実際の行動、症状、記録、有資格者の助言を使います。象徴名が現実の証拠を上書きすることはありません。
- 他者の意図や将来の加害を推測しない。
- 高リスク判断は現実の証拠と専門支援に戻す。
出典と編集方針
- 《三命通會》 (Sanming Tonghui)卷二地支六害:子未至酉戌六組配對干支、十神、納音、神煞、多様な古典格局をまとめた歴史的な命理資料です。
- 《淵海子平》 (Yuanhai Ziping)地支害法諸論:六害與六合六沖關係地支の月令、蔵干、根、干支関係を扱う子平法の基礎資料です。